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47.草の根歯科研究会報告
読売新聞医療ルネサンスから見えたもの

2006年9月16日

先日お知らせしました草の根歯科研究会に出席しました。
私の仕事に直結している講演内容でもあるせいか、今までの講演会のなかで最も興味深い講演会でした。
もちろん講師の話術とかの力量もあるのでしょうが、休憩なしで3時間の長さがぜんぜん気になりませんでした。

今回の講師、読売新聞医療情報部W次長はバリバリの現役記者でもあります。歯に衣着せない率直な人柄で、おもに過去の記事を題材にしての講演でしたが、そこまで話してしまうと患者さんはひいてしまうのではないかと心配してしまう位に歯科医療のお粗末な実態が次々と暴かれていきました。

歯は治療するほどに壊れていくとか、学会の指導医とかの認定は、年功序列で決まってしまうとかの情実人事もありえるとのことです。
そのような自信たっぷりな発言も約4000回にもわたる「医療ルネサンス」という豊かな情報の蓄積によるものなのでしょう。

その講演会には歯科医師も何人か出席していましたが、反論らしきものは全く無く、むしろ、その知識に感心していたくらいでした。
ただ、私が大いに残念に思ったことは、講師の話は歯科医の技量を見抜ける立場にある歯科技工士の存在にまでは言及されず、メディアとしても良い歯医者さんをどうやって探せばいいのかは、いまだに検討課題であるようなことを言っていたことです。

3年前に私の仕事が読売新聞でも紹介されているのに、大新聞社ともなると、そのようなことも忘れてしまうのでしょうね。
そのようなわけで、講演会終了後に図々しくも、講師の先生へ名刺代わりに拙著「ある歯科技工士の挑戦〜患者が主役の歯科医療をめざして」を献呈したことはいうまでもありません。

そういえば、本のことでとても嬉しかったことを思い出しました。
滋賀県から出席していたある女性ジャーナリストが拙著を地元の図書館からリクエストまでして読んでいただいたとのご挨拶をいただいたことでした。
このようなことをいわれると何だかむず痒いものでリアクションに困りました。

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