44.草の根歯科研究会
2006年7月10日
先日、御茶ノ水にある東京医科歯科大学講義室で開催された「草の根歯科研究会」の患者塾に参加しました。講師は厚生省課長から山口県副知事に転出され、ユニセフなどでも活躍された経歴の大泉博子先生。
テーマは「制度が人と社会を変える」。私にとっては歯科医師の基礎教育や、歯科医師法が医科に統合されることが夢なだけに、今回のテーマは特に興味津々でした。講師は元官僚にしては珍しく飾らない人柄で、歯に衣着せない痛快な人。
法律ができるまでの具体的な経過や裏話、エピソードをまじえた歯切れのよいお話。現在の日本の民主主義は名ばかりで、いかに官僚主導で社会が運営されているかがよく理解できました。後半はありがたいことに私の事前質問(歯科を医科に統合できるか)に応える形での参加者全員のディスカッションで盛り上がりました。
予想通りとはいえ、残念だったことは肝心の現役歯科医師には現状維持派が目立ち、患者側は私と同じの改革派・統合派という鮮やかな構図となりました。
現在の歯科医院経営はコンビニ並みに競争が激しく、確かにそれどころではないのでしょうが、いつの時代でも、当事者側の改革は期待できないことも実感として体験できた貴重な半日でした。
「草の根歯科研究会」には、誰でも参加できます。
興味ある方はWebサイトにアクセスされるか、または私宛にお問い合わせください。
あいぼりー須藤による良い歯医者の見つけ方〜歯科技工士から見た歯医者の実態ブログを公開中です。