33. 不正咬合の矯正を保険に
2005年11月12日
先日、草の根歯科研究会(杉並区保健センター主査、岡田弥生歯科医師主宰)のメーリングリストで歯科矯正を健康保険にしようとの論議が盛り上がりました。
現在でも一部の不正咬合(歯並びの乱れ)については健康保険が効くようになっていますが、健康保険制度が複雑なために医療従事者でもよく理解されていないのが現状です。特定療養費としての混合診療などがその典型です。
わたしも、審美だけが目的の矯正ではない限り、歯科矯正も健康保険制度に組み入れることに大賛成です。
歯列不正は遺伝的要素もありますが、昨今の歯列不正の大きな要因は食生活にあるようです。白米やハンバーガーのような食べやすく、柔らかい食べ物が好まれ、玄米やスルメのような噛むことがたいへんな食べ物が敬遠されていますが、このことが成長期の顎の正常な発達を妨げているのではないのでしょうか。
現代の食生活は、生活習慣病だけでなく歯科でも大きな問題となっているようです。
コラムで度々ご登場いただいている岡田弥生さんの著書をご紹介します。
おいしく・生きる―歯医者も配偶者も、選び直す勇気を!
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