18.死と向きあうことは、よく生きること。
2004年10月21日
私自身が死に瀕して、初めて本当の意味でこの仕事の重要性を痛感しました。また、同時に人生の目的や、真の幸福とは何かと言ったことも考えさせられました。
そのような状況で退院後に読んだいくつかの本の中で『夜と霧』ヴィクトル・E・フランクル著」(旧版:霜山徳爾訳、新版:池田佳代子訳、みすず書房)は特に感動しました。
第二次大戦中にナチスドイツにより強制収容所で妻子を失い、自らも強制収容所で死と向かい合った体験をオーストリアの精神科医が著わした本です。
そのような極限状況では、ほとんどの人間(日常生活では社会的地位が高い人も)が動物以下の利己的な存在でしかありません。
でもほんの一握りではあるにせよ、内面的に深まる人がいたのです。
その本の一節
「人生はわれわれに毎日毎時間問いを提出し、われわれはその問いに、詮索や口先だけではなくて正しい行為によって応答しなければならないのである」や「人は内に秘めた愛する人のまなざしや愛する人の面影を精神力で呼び出すことにより、満たされることができるのだ」
など深く心に響いてきました。
繊細な人が、粗野な人より収容所生活によく耐えたことも皮肉です。
あいぼりー須藤による良い歯医者の見つけ方〜歯科技工士から見た歯医者の実態ブログを公開中です。

