15.アイボリーネット・サービス4年目の所感
2004年8月4日
患者さんが主役の歯科医療をめざす弊社の優良歯科医院紹介業「アイボリーネット・サービス」も今年8月で4年目を迎えることができました。これまでに当サービスをご利用された患者さんや、ご協力を頂いている歯科医師・歯科衛生士・歯科技工士などの多くのスタッフの皆さまに改めましてお礼を申し上げます。
このサービスを始めた動機につきましては、今までも度々伝えておりますので省きますが(ご興味ある方は当ウェブサイトの室長コラム→アイボリーネット・サービス設立への思いや最近のカウンセリングでの思いをご覧頂ければ幸いです)今回は設立から現在までの経緯をコメントさせて頂きます。
当サービスも3年前には都内で僅か3軒の歯科医院様にご協力頂いてのスタートでしたが、現在は関西も含め17軒の優秀な技術とハートの暖かい歯科医院様をご紹介できるようになりました。私たちの誇りと勇気の源泉は、ひとえにこれらの歯科医院様や歯科技工所様のご協力にあります。
しかし、患者さん側の通院への便利さを考えれば、歯科医院の数がまだまだ少なく、今後は全国レベルでこのサービスがご利用できるように現在も募集中です。当サービスの趣旨に賛同して頂けるボランティア精神あふれる歯医者さんは、どうぞこの機会にご協力ください。
さて、最近では歯科医院を紹介するサービスが、インターネット上でも大分増えてきましたが、歯科医院への本格的な審査をしたり、カウンセリングを含めた治療終了までのサポートをしたりするのは、弊社だけのオンリーワンビジネスです。
しかし、それゆえにこの仕事には目標とするお手本がなく、当初は患者さんをひたすらお助けしたいとの熱意だけはあるものの試行錯誤の連続でした。その間に患者さんや歯医者さんのご意見も採り入れながらようやく現在ではある程度満足できるような仕組みになりました。
ただ、歯科医療の難しさはブランド商品を買うのとは違い、良医・名医と言えどもすべての患者さんに満足して頂けるわけではありません。時には予想を超えた難しい症例もあり、その度に歯医者さんや私たちのスタッフと頭をひねりながら、また患者さんとも話し合い励まし励まされながらゴールを目指します。
そのような症例の場合は、単なる歯科医療技術だけではなく、むしろ歯医者さんの医療人としての人間力までが試されます。このような患者さんがようやく治療を終えられた時こそ私たちにとっても無上の喜びに包まれる至福の機会が与えられるのです。
それと、患者さんと歯医者さんとの相性も重要です。
当初は、私が歯科技工士という技術職のせいか、治療が上手な、いわゆる器用な歯医者さんを紹介するだけで患者さんも喜んでいただけるとの驕りや安易な思いがあったのですが、ところがどっこいで、歯医者さんが上手な治療をしているにもかかわらず何故か患者さんが満足できず、不安や不満を私たちに訴える場合があります。
患者さんと歯医者さんのお話をそれぞれお聞きしますと、そこには相性が合わないという問題がひそんでいるのです。その点については私もウッカリしていました。
私自身は歯医者さんのそれぞれの素晴らしいお人柄を知っていますが、患者さんと歯医者さんとの相性までは正直考えていませんでした。
このような場合は、その歯科医院の了解を得て、別の歯科医院を紹介させて頂くこともしております。
そんなこんなで、実際のこのサービス活動はとてもとてもお気軽なものではありませんが、そのような経験も重ねた分、私たちが新たに提供できる無形の大きな財産が増えてきました。
最近では、患者さんから私たちにまで身に余る感謝の言葉を数多く頂けるようになりましたが、そのことに慢心することなく、患者さん主体の歯科治療が当然になる日まで私たちは頑張ります。
スタートした時の貧者の一灯が、今はようやく小さな灯台になりました。
どうか、皆さま方もこのアイボリーネット・サービスを一人でも多くの患者さんにお知らせ頂けますよう、ご協力の程よろしくお願い申し上げます。
あいぼりー須藤による良い歯医者の見つけ方〜歯科技工士から見た歯医者の実態ブログを公開中です。